立憲民主党の枝野幸男代表は7日の衆院議院運営委員会で質問に立ち、安倍晋三首相が決めた緊急事態宣言の発令について「この間の政府対応は、残念ながら後手に回ってきた」と、指摘した。

「中国からの入国制限が遅れ、専門家会議は2月16日まで開かれなかった。これらの対応は、いずれ検証が必要だ」と、収束後に政府の対応を検証する意向を示した。野党は、早期対応の一環で「新型インフルエンザ等対策特措法」をそのまま適用するように求めてきたものの「首相はなぜか法改正にこだわり（対応が）遅れた」とも、訴えた。

一方で枝野氏は、新型コロナウイルス感染拡大の防止へ、政府が対策を強化しようとしていることは「遅きに失したとはいえ、一定の評価をする」と評価した。「われわれも、政府に協力するところは協力する」と、述べた。

4/7(火) 13:19配信
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